ヘルスケア情報における言語障壁:バイリンガルユーザとのコミュニケーション

米国国立がん研究所(NCI)では2009年に、ラテンアメリカ系アメリカ人グループなど十分にヘルスケアサービスの恩恵を受けていない人々、およびサービスを提供する側であるヘルスケアの専門家における、オンライン上のヘルスケア情報のニーズについて理解する目的で、ユーザ調査を行った。我々は、包括的なアプローチを用いて、カリフォルニア州ロサンゼルスで、様々なレベルの文化変容の程度を持つラテンアメリカ系アメリカ人の医療関係者を募集するため、バイリンガルで双方の文化に詳しい現場スタッフのいるリクルート会社を利用した。そして参加者を探すなかで、以前の調査では明らかにならなかった「promotoras de salud(健康奨励者)」という新しいユーザグループを発見した。 直接的で自分の見方にマッチするヘルスコンテンツや情報に興味を持つ、米国の主流な閲覧者たちと違い、このグループでは単にコンテンツを翻訳した以上のものが求められており、コンテンツを言語または文化的なニーズに合わせて改作または「翻案」することが要求されている。 この記事は、このグループのニーズを示す以下のような結果やデザイン原則を説明している。 • 文化的価値:敬意、家族、信頼、個人的なつながり • 健康に関する信念:運命論、思い込みや通念に関して頻繁に尋ねられる質問 • 音声、画像に関する嗜好:理解度の向上、ダウンロードの可能性、言語発音ガイド、権威があるように聞こえる声 • 病気に対する基本的な理解:第一段階のコンテンツ、およびより専門的な第二段階の情報 • 言語面からのアクセス:英語版とスペイン語版の切り替え表示 • 平易な言葉:どちらの言語でも低レベルの読み書き能力しか持たない人が簡単に読めること • イメージ:説得力のある口承伝統と一致し、多様な民族性を反映すること 原文は英語だけになります

Salazar, S. (2010). ヘルスケア情報における言語障壁:バイリンガルユーザとのコミュニケーション. User Experience Magazine, 9(4).
Retrieved from http://uxpamagazine.org/language_barriers_healthcare/?lang=ja

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