ユーザビリティテストの際のスクリプトは、モデレータと参加者の間におけるコミュニケーションの主要なツールだが、研究者はそれにしがみつくように使用するべきではない。スクリプトは、テストの参加者に重要な情報を一貫した方法で伝えるため、また司会者がテスティングのセッション中に回答者をガイドするために使うツールとして使われるべきである。良い司会者というものは、参加者との会話をサポートするためにスクリプトを使用する。上手く使えば、調査に必要なコントロールされた環境を提供しつつも、司会者は参加者の自由な発言を尊重し、そこから学ぶことができる。
この記事では、ユーザビリティテスト中に司会者と回答者の会話をガイドするコミュニケーションツールとしてスクリプトを使うことに対する筆者の考えが述べられている。内容としては、スクリプトの使用が不可能な場合についての議論、さらに堅守または柔軟対応の間で上手くバランスを取ることの重要性を挙げている。
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