サービスデザインはユーザエクスペリエンスの専門家や業界が、リーダー達がその仕事のインパクトを高めるために活用できると考えた新しい分野だ。 2009年にMISI社は、以前は美しく手入れされていたが長い間放っておかれたブロンクス・グランド・コンコースの再開発プランの国際デザインコンペに参加した。建築家、都市設計者やインテリアデザイナーなどの国際的なチームに比べると力不足ではあったが、我々は、コンコースのユーザの意見の聞きとりをし、そこから情報を得た唯一のコンペ参加者であった。最も重要な点は、我々がデザインの問題を市と市民の間のサービス関係として枠組を改めたということである。
この記事では、4マイルあるブロンクスグランドコンコースのプランに使われた、全体的で、サービス指向で、コミュニティを中心に据えたアプローチについて述べ、そしてどのような要因によって、このコンペのスポンサーであるデザイントラストフォーパブリックスペース(Design Trust for Public Space)およびブロンクス美術館(Bronx Museum of the Arts)に、最も優れたデザインと評価される結果を得たかを説明している。このエピソードの興味深い点は、市が自らを市民へのサービスとしてイメージする機会を得たことと、その視点のシフトから何が生じたかである。その結果、我々は、日々のエクスペリエンスデザインの作業に活かせる教訓をコンペから学んだ。
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